PROJECT STORY

どこまでも広がり続ける技術力で
業界を変えていく
ここでしか実現できないことがある。

OUTLINE

テクノロジーからスタートしたSREホールディングスは、特長的な技術によって様々なサービスを生み出しています。
それは、不動産業界をより良く変えていくものであることは、間違いありません。
そして、その技術はどこまで広がっていくのでしょうか。3人エンジニアの会話を通して紐解きます。

MEMBERS

木下 喜幸
木下 喜幸
2015年入社。システムエンジニア。前職では、広告代理店向けのシステム開発を行う。不動産×テクノロジーという挑戦に惹かれ入社。
栗田 光晴
栗田 光晴
2015年出向。ソニーで半導体のソフトウェア開発を行っていた。もっとユーザーに近い場所で技術を生かしたいと思い、SREホールディングスへ。
楠元 克敏
楠元 克敏
2016年出向。ソニーではディープラーニングを使った、システム開発に携わる。小規模なチームでの開発に興味を持ち、SREホールディングスへ。

テクノロジーで不動産に透明性を。

楠元
楠元

私はソニーに在籍していた頃、ディープラーニングを使った、画像解析システムの開発に携わっていました。料理の写真を撮影するだけで、全体のカロリーが分かるようなシステムです。そういったAIを使ったシステムは、近年様々な分野に取り入れられていますよね。ですから、不動産にも応用していくのは自然な流れかもしれないと思っていましたが、実際に携わってみると、その効果は想像していたよりも遥かに大きいものだと感じています。

木下
木下

そうですね。私は、ソニーのR&Dと呼ばれる研究開発を行っている部門と連携しながら「不動産の価格推定エンジン」の開発を行っていますが、その社会的意義はたいへん大きいと思っています。SREホールディングスが持つ、不動産実業のノウハウとAIを組み合わせることで、これまでになかったものが生み出され、業界が変わっていこうとしていますから。

栗田
栗田

不動産の価格推定は、これまで不動産のプロしかできない仕事で、いわゆる「職人的」な領域だった思います。属人的である以上、どうしても人的なバイアスはかかってしまいますよね。それらが自動でできるようになり、透明性を持ったことで、不動産取引に対する公平性が保てるようになりました。

楠元
楠元

専門性のある領域だからこそ、その人の経験や戦略性によって不動産の価格は変わってきますし、売り主様や買い主様はその価格の良し悪しの判断も難しい。しかし、そこにAIによる客観的な指標が加わることで、価格が本当に正しいかどうか判断できますからね。そういった点で、社会的意義は非常に大きいと思います。

栗田
栗田

特に私が開発に携わっている「おうちダイレクト」は、木下さんが開発されている価格推定エンジンがなければ、ありえないサービスでした。ユーザー同士での不動産売買を促すためのプラットフォームですから、客観的な指標は絶対に必要です。これは、これまでの不動産業界では考えられなかったサービスですよね。

木下
木下

「おうちダイレクト」は確かに新しい試みであり、今後の不動産業界を変えていくきっかけになると思います。まさにAIが革新を起こしたという点では、分かりやすい事例です。しかし一方で、この価格推定の技術は、SREホールディングスの不動産実業においても大きな役割を果たしています。

楠元
楠元

当社のエージェントの方々も、価格推定エンジンで弾き出した金額をまずはお客様に提示されていますからね。統計的な客観的数字があれば、お客様に納得をしていただきやすい。そして、その価格を基にして、後はエージェントの方個人の経験、知見を組み合わせることで、より有益なサービスや情報を提供できているのではないでしょうか。それは、AI×コンサルティングという、SREホールディングスならではの強みです。

広がりの可能性と難しさ。

木下
木下

現在、当社のサービスは一都三県で行われていますが、今後はその領域をどんどん広げていきたいですよね。楠元さんが携わられているマンションAIレポートなんかは、今後大きく広げることができるサービスではないでしょうか。

楠元
楠元

はい。マンションAIレポートは、価格推定エンジンと同じように、当社がソニーのR&D部門と連携して開発している賃料推定エンジンを使ったwebサービスです。一都三県のマンションの推定高額売却価格、推定賃料価格、購入推定価格の推移などを紹介しています。市区町村・駅・沿線毎を切り口にしていますが、その領域をもっと広げていかなければならないと思っています。

栗田
栗田

確かに、一都三県に関わらず、日本中に広げることができれば、より不動産業界の活性化につなげられるサービスですよね。また、マンションに限らず一戸建てなどにも広がっていけばと思いますが、そうなると様々な課題もたくさん出てきそうです。

木下
木下

まず、サービスを拡大していくためのAIを開発すると、それだけ価格推定エンジンの容量は大きくなりますよね。それをそのままシステムに組み込むと、web上でのパフォーマンスは低下します。領域は拡大できたけれど、検索時間が3倍かかってしまうようでは意味がありません。そこは我々の技術課題のひとつだと思います。

栗田
栗田

容量が大きくなってしまった価格推定エンジンを、いかにしてサービスのクオリティを落とさずにシステムに載せていくか。技術者として、腕の見せどころですね。

楠元
楠元

もうひとつの課題としては、「実業と足並みを揃えていく」ということが挙げられるのではないでしょうか。私が携わるマンションAIレポートは、より有益な情報をお客様に発信して、最終的にSREホールディングスを選んでいただくことが目的です。いたずらに地域を広げすぎても、そこにエージェントの方がいなければ成り立ちません。

木下
木下

そこは確かに難しいところですね。私たちの事業の仕組みとしては、技術開発と不動産実業の部分を両輪でやれるところが強み。エージェントの方々の協力は必要不可欠です。単純に技術を広げていくだけではなく、周りの方々との連携を意識しながら進めていくことが大切ですね。

栗田
栗田

場所が変われば、サービスの運用方法も変わるでしょうし、関わる人も増えていきます。でも、そういったところまで考えながら、チームとして開発を進めていくことは面白いですよね。

あらゆる業界そして世界に向けて。

木下
木下

我々が持つAIの技術を使った不動産の価格推定エンジンは、世界でも最先端を走っていると思いますが、今後は、その技術を違う分野にも広げていきます。そのためにソニー本体と新たな技術開発、AIソリューションの開発を進めています。不動産だけにとどまらず、例えば金融業界など、まずは不動産に付随する業界へはすでに技術の提供を行なっています。

栗田
栗田

おうちダイレクトでいえば、他の不動産会社の方々にも使っていただけるように機能の拡張を検討中です。不動産業界におけるプラットフォーム事業として、私たちの技術が広がっていけば、本当に不動産業界全体を変えていけると思えますね。

楠元
楠元

現在、マンションAIレポートは駅やエリアと言った切り口ですが、もっと色々な切り口で情報を提供できるようにしていきたいです。何か別のデータと組み合わせることでも、よりメリットのある情報を提供できるかもしれません。それは、他の業界でも応用できることです。

栗田
栗田

AIの技術は確かなものがありますから、後は各分野でどんなデータを組み込むかですね。日々変わる情報を大量に計算して、精度の高い情報を提供できることは、どんな分野にとっても大きなメリットになるはず。

木下
木下

ただ、それらのデータはあまり綺麗でないことが多いですから、そのまま組み込めるかといわれればそうではありません。データを精査し、いかにうまくAIにインプットし、運用し続けられるか。そこは、技術的にとてもチャレンジングであり、大きなやりがいを感じられる部分ではないでしょうか。

栗田
栗田

そうですね。そして、ゆくゆくは世界へとその領域を広げていきたいです。今、世界の人口は増え続けていますから、不動産業界はこれからかならず伸びていくでしょう。我々の開発するものが、世界中で活躍できたら楽しいと思います。

木下
木下

そのためには、ソニーのR&D部門との連携もますます必要になります。ヤフーの技術も不可欠です。SREホールディングスはそういった土台に強みがあり、技術者としては常に最先端を走れる環境だと思います。これからもAIやITという観点で、これまでの常識を変えられるような何かを生み出していきたいですね。

楠元
楠元

はい。SREホールディングスだけでしかできないことは、山ほどあります。その一つひとつが、人々の暮らしをより良く変えていけるもの。そう考えると、エンジニアとしての仕事の醍醐味はなくなることはありません。その中での自身の成長も楽しみです。