エージェント(SREホールディングス):
本日は、お時間をいただきましてありがとうございます。当社のことは、どのようにしてお知りになりましたか。
T様(東京都新宿区のマンションの売却を検討されているお客様):
インターネット広告を見て連絡させてもらいました。まずは、家の価格がどの程度になるのかを知りたいと思っています。まだ、他の不動産会社さんにお声がけはしていません。また、賃貸で人に貸すということは考えてないですね。
ありがとうございます、承知いたしました。また、今回はどういったご理由で、ご売却を検討されているのですか。
今は、母がひとりで暮らしているのですが、私が今年定年退職したものですから、一緒に住むことになりました。この物件を売却して、新しい家を購入しようかと考えています。
そうでしたか。では、早く売却できた方がよろしいでしょうか。
いえ、そんなに急いで売却をすることは考えていません。時間には余裕があるので、今後のことも考えて、出来るだけ高く売りたいと思っています。あまり、妥協はしたくないですね。
承知いたしました、ありがとうございます。では、まず当社のやり方をご説明できればと。一般的な売却は、大手不動産会社さんにお願いをすることが多いと思いますが、そういったケースの場合は、ご依頼された大手不動産会社さん自らが、買い主様を探してくることがほとんどです。いわゆる「両手の営業」なんて言い方をされています。一方で私たちは、エージェント制と呼ばれる、「片手の営業」を行っています。
ホームページにもその様なことが書いてありましたね。
両手と片手とでは、何が違うのですか?
ホームページまでご覧になっていただいて、ありがとうございます。仲介業の主な営業利益は、お客様からいただく仲介手数料です。両手の営業の場合は、売り主様と買い主様、両方から仲介手数料をいただける仕組みになっています。その手数料は、法律で決められていますが、仮に一億という価格で売買が成立した場合、非常に儲けが出てくるのです。
例えばですが、4,300万円でご売却したいという売り主様がいらっしゃったとします。そして、4,100万円が限度ですという買い主様がいた場合、どうしても買い主様側に歩み寄ってしまうんですね。仲介業者としては、早く売れたほうがありがたいので……。不透明な部分ではありますが、法律で禁止されていることではないので、まったく問題はありません。
なるほど、そういう仕組みなのですね。知りませんでした。
一方、私たちのエージェント制は、片手の営業と呼ばれる手法です。売り主様・買い主様それぞれに担当者を置いて売買を行い、仲介手数料は担当についたどちらか一方よりいただく仕組みとなっております。そのため、100%売り主様の味方として支援させていただくことが可能です。