携われる領域の広さと深さ
難しいからこそ楽しい
大学建築学科卒。就活ではディベロッパーを志望し、SREへ入社。入社後はインベストメント部へ配属。収益不動産の取得、運用、売却まで携わる。

安定感あるチャレンジャー。両方の魅力を感じたSRE
就職活動を始めた当初、私はディベロッパー業界でのキャリアを考えていました。しかし、大手企業ではなく、幅広く関われる中堅企業の中で魅力的な企業を探していました。そんな中、SREという企業が「職種別採用」をしているのを見つけ、興味を持ちました。設立から短い期間でプライム市場に上場している点も、安心感を与えてくれました。
SREに入社を決めた理由の一つは、ソニー発で独立し、上場も果たしている安定感と、ベンチャー的な要素を兼ね備えたチャレンジャーの両面があったことです。設立から短期間での上場は、企業の成長力と安定性を示していますが、それだけでなく、社員一人ひとりが新しい挑戦を続ける姿勢が感じられました。特に、若手社員にも積極的に責任ある仕事を任せる文化があり、自分自身の成長を実感できる環境が整っています。

数十億の物件取得から売却まで。新卒でも関わる範囲は広い
現在、私はインベストメントの部署に所属しています。ここでは、様々な建物を投資物件として取得し、運用を行った後に売却するというビジネスを担当しています。通常の大手企業では、物件取得・運用・物件売却はそれぞれ別の部署やチームが担当することが多いですが、SREでは一人の社員が一気通貫で行います。しかも、私は入社2年目でこの一連の流れに関わることができ、大変ですが非常にやりがいを感じています。
具体的には、金融機関や不動産仲介会社とのやり取りの中から、物件の調査分析を始め、物件の取得、物件の運用、そして最終的な売却までの全プロセスに関与します。物件の取得では、まず市場調査を行い、投資価値のある物件を見極めます。その後、物件の運用では、テナントとの契約やメンテナンスの手配など、細かな業務が多岐にわたります。そして、最後、売却フェーズでは、マーケットの動向を常にチェックしています。この一連の業務を通じて、物件の価値を最大限に引き出すことが求められます。

専門家集団。脳に汗をかきながら成長
私が所属する部署はまだまだ少数ですが、中途採用で同業界から来た専門性の高い先輩や上司がいます。業務においては、社外の弁護士や司法書士など、様々な専門家ともやり取りを行わなければなりません。最初のうちは、物件の良し悪しもわからず、知識がパンクしてしまう感覚でした。しかし、先輩や上司のフォローを受けながら、初めて物件の引き渡しを終えた瞬間は何とも言えない安堵感を感じました。
特に、専門家とのやり取りは非常に刺激的です。彼らの知識や経験から学ぶことは多く、毎日が新しい発見の連続です。例えば、建物状況調査を依頼するER会社との打ち合わせでは、建築設備や建築基準法について深く学ぶことができます。また、弁護士とのやり取りでは、契約書の作成や法的リスクの管理についての知識を身につけることができます。こうした専門家との連携を通じて、自分自身のスキルアップを実感できるのは、大きなやりがいです。

一つ一つ違う顔を持つ建物を見立てる面白さ
月に約20物件程度を投資対象として検討し、多くの建物を調査します。物件は通常のマンションだけでなく、学生マンション、介護施設物件、オフィス物件、ホテル、商業施設など、様々なアセットタイプがあります。このバラエティの豊かさが非常に面白いところです。アセットタイプによって収支の出し方や分析方法も異なるため、非常に勉強になります。資料だけではわからないことも、現地に行くと建物の状態や周辺環境が異なるため、そうした情報を組み合わせて「これは投資対象として検討できそう!」と思った瞬間が、今は一番仕事が面白いと感じる瞬間です。
特に、現地調査は非常に重要です。資料だけでは見えてこない建物の状態や周辺環境を実際に確認することで、より正確な判断が可能になります。例えば、建物の外観や内装の状態、周辺の交通アクセスや生活環境など、現地でしか得られない情報を収集します。こうした情報をもとに、投資価値を見極めるプロセスは非常に興味深く、毎回新しい発見があります。
もっともっと知識や経験を深めて実力をつけていきたいですね。