テクノロジーで


前例のない挑戦を。

Y.K データサイエンティスト(2015年入社)

テクノロジーソリューション事業本部所属。
大学を卒業後、広告代理店向けのシステムを開発する会社を経て、2015年SREホールディングスに入社。
SRE TECH BLOG

人々の暮らしにテクノロジーを組み込むという期待

転職活動時、不動産は門外漢でしたが、「テクノロジーを不動産業界に組み込んでいく」という魅力に惹かれ、SREホールディングスへの入社を決めました。不動産とテクノロジーの組み合わせは、一つの会社で行われている特長的なことだと思います。IT的な視点から見ると、人々の暮らしに不可欠な商材にテクノロジーを組み込むことは難しい課題ですが、その分チャレンジングな経験ができると感じました。

私たちの開発業務は、ソニーグループで研究開発をしている「R&D(Research & Development)」と連携しながら行われています。R&Dが持つ技術や研究成果に、私たちのノウハウを組み込み、サービスとして提供していくことが基本的な流れです。私は主にAIを使った不動産価格推定エンジンの開発に携わっており、当社のさまざまなサービスに展開しています。

前例のないことだからこそ挑戦する。

従来の不動産業界では、価格を決めるには専門家でなければなりませんでした。しかし、AIを活用した価格推定エンジンを使えば、専門家を介さずに所有する物件の相場を知ることができます。これにより、売り主と買い主の距離が縮まり、不動産市場が活性化します。

不動産価格推定エンジンの開発において最大の難題は、不動産の多様性です。
場所や築年数など、さまざまな要因によって価格が変動します。何百万もの物件が存在するため、これを解析し、システムに組み込むことは容易ではありません。

しかし、当社はテクノロジーを中心に展開している企業です。だからこそ、SREホールディングスでこのチャレンジに取り組めるのだと思います。

夢や目標を実現できるチャレンジングな環境。

不動産とテクノロジーの融合は、その周辺領域が広大で魅力的ですね。

まず、金融業界に目を向けてみましょう。不動産売買には、さまざまなタイミングでお金のやり取りが発生します。手付金、前金、半金など、銀行振込はもちろんのこと、現金での取引も根付いています。我々のテクノロジーを活用することで、契約から支払いまでのプロセスをスムーズに進めることができるでしょう。

さらに、フリマアプリのようにお客様同士だけで不動産売買ができる可能性も考えられます。

不動産に限らず、AIの技術は確かなものを持っています。これを我々がまだ取り扱っていない領域に組み込むことで、
裾野を広げることができます。技術者にとっては、このようなチャレンジングな環境でスキルを伸ばすことが魅力的です。
自分の力で夢を実現するための土壌がここにあると感じます。