業界初、不動産査定が可能な領域特化型生成AIチャットボットを開発
~売買検討者が抱える疑問や不安を払拭、良質な顧客体験を創出~
SREホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長 兼 CEO:西山和良、以下「SREHD」)は、このたび領域特化型の生成AIチャットボットのプロトタイプ(以下、「査定組込型AIチャットボット」)を開発しましたのでお知らせいたします。本プロダクトは、自ら手掛ける不動産事業を通じて蓄積した専門知見やデータを生成AIに学習させることで、専門的内容も対応可能であり、さらに不動産査定機能を実装した業界初の査定組込型AIチャットボットになります※1。
今後は、ヘルスケア領域等の隣接領域に対する横展開を見据えたテストマーケティングや新機能実装を進め、各領域のDX化や活性化に貢献してまいります。
(査定組込型AIチャットボット概要イメージ)
※1 当社調べ
■開発背景
不動産売買取引は、住宅が個人資産や家計に占める割合は大きく、不動産売買取引を繰り返し行うケースが多いとは言えないため不安や疑問を抱えることがあります。しかし、売買検討者が疑問や不安を相談しようにも、本格的な検討の前に不動産仲介会社に相談する心理的ハードルや、時間的制約等の課題が存在しております。さらに不動産仲介会社においても、売買意欲が高まっていないお客様に効率的かつ質の高い情報提供を行うことが課題です。
■開発概要
今回の開発では、一般的な公開データでは必要十分な情報を得ることが難しい部分を、SREHDがこれまで蓄積してきた専門知見やデータで補い、公開データと共に生成AIに学習させました。具体的には、このプロトタイプでは当社が保有する不動産業務のマニュアルや、実取引の中で得たFAQなどを学習データに使用しており、不動産の購入・売却に関する質問に時間や場所を問わずに対応可能になっています。また、当社が独自開発したAI不動産価格推定エンジンとAPI連携しているため、マーケットバリューに基づいた物件査定を可能にしており、自身で物件適正価値を把握できます。
■今後の展望
今後は社内実務において査定組込型AIチャットボットを活用し、効果検証を重ねることで実務有用性を高めてまいります。また、テストマーケティングを進め、潜在ニーズ分析に基づく物件提案や住宅ローンの相談対応機能、新着物件等のお知らせ配信機能、追客機能等の新機能の追加実装および外販を計画してまいります。
さらに、本プロダクトのヘルスケア等の隣接領域への横展開を積極的に進め、様々な領域での顧客対辺の改善や産業活性化に貢献してまいります。
■問い合わせ先
SREホールディングス株式会社 クラウドソリューション事業本部 (担当:武藤)
Tel:03-6274-6511
(ご参考) SREホールディングス株式会社について
SREHDはリアルビジネスである不動産/金融/IT事業を手掛けることで顧客ニーズや実業の改善余地を自ら把握し、DXの効果検証・磨き込みまで内製対応することで実務有用性を高めたDXソリューション・ツールを、不動産/金融業界をはじめIT/ヘルスケア領域など様々な業界に提供しております。SaaS型クラウドサービス「SRE CLOUD」の提供やテーラーメイド型のアルゴリズム開発に加え、顧客/パートナー企業とのDXソリューション共同開発やアライアンスなど、様々な企業/業界における業務支援や課題解決に取り組んでおります。
設 立:2014年4月
代 表 者:代表取締役 社長 兼 CEO 西山 和良
上場市場:東京証券取引所 プライム市場
事業概要:AIクラウド&コンサルティング事業、ライフ&プロパティソリューション事業
ホームページURL : https://sre-group.co.jp/
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<本件に関する報道関係からのお問い合わせ先>
SREホールディングス株式会社 コーポレート戦略推進本部
TEL:(03)-6274-6504